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『ファンタジーの歴史』リン・カーター(東京創元社
『乱視読者の新冒険』若島正(研究社)
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない桜庭一樹富士見ミステリー文庫
このミステリーがすごい! 2005年版」(宝島社)
「日本一怖い!ブック・オブ・ザ・イヤー2005」(ロッキング・オン
本の雑誌 1月号」


『夜の言葉』に収録されてる「みつめる眼」という文章の中で、アーシュラ・K・ル=グィンが「悪の問題についてトールキンを非難する人はたいがい悪の問題に対する答えをもっている人で、一方トールキンは違います」(青木由紀子・訳)と書いていたが、リン・カーターやフリッツ・ライバーのことだったのかな?
今年の「このミス」にランクインしてる作品のうち、読んだのは『硝子のハンマー』『ワイオミングの惨劇』『奇術師』『ケルベロス第五の首』だけ。
品揃えがいまひとつの書店でも、『奇術師』のニ刷が平積みになっていた。『奇術師』が売れて、若島正(『乱視読者の帰還』)や稲尾平太郎(「不思議な物語」at幻想文学)が誉めていた“The Extremes”や“The Affirmation”も翻訳されるといいなあ。