2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

長門有希の100冊

長門有希に挑戦!をやってみた。結果は34冊。 ダン・シモンズ『エンディミオン』 有栖川有栖『双頭の悪魔』 京極夏彦『魍魎の匣』 とり・みき『クレープを二度食えば。』 筒井康隆『バブリング創世記』 バリントン・J・ベイリー『時間衝突』 グレッグ・イー…

『メグレの回想録』ジョルジュ・シムノン、北村良三・訳(早川書房『世界ミステリ全集9』)

メグレのモデルになった(という設定の)“本物のメグレ”による回想録。シムノンの描写や、映画の配役に対して文句をつけてるのが笑える。 ほとんど小説内のメグレと同一人物と見なして差し支えなさそうだが、わざわざメタな手法を使ったのは、小説に描かれる…

メモ

1月8日から新潟日報で毎週土曜に、池上永一のエッセイ「月動説」が始まっていた。昨日が3回目で、子どもの頃お婆さんがスキヤキを作ってくれたが、ヤギの肉を使っていたせいで異様な臭いがしたという話。

映画『カンフーハッスル』

評判どおり面白かった。最近疲れ気味だけど、少し元気を分けてもらった感じ。後味もさわやか。 香港映画というと、つまらないギャグやどこが面白いのかよくわからないギャグが多くて、『少林サッカー』でもそういうところが気になったけど、これは笑えた。マ…

メモ

昨日から新潟日報で佐藤亜紀のエッセイ「オオアリクイ通信」が始まった(月イチ掲載)。これは佐藤亜紀が新潟県(栃尾市)出身だからで、他紙には載ってないのかな。一回目はマンションのベランダのレモンの木が枯れたといった、毒にも薬にもならない話。時…

架空国テーマ作品リスト・19〜20世紀ヨーロッパ編

調べたら他にも出てきたけど、適当に選びました。 小説 『ゼンダ城の虜』アンソニー・ホープ(ルリタニア王国) 『ルータ王国の危機』E・R・バローズ(ルータ王国) 『暗い国境』エリック・アンブラー(イクサニア) 『小鼠ニューヨークを侵略』レナード・ウ…

『暗い国境』エリック・アンブラー、菊池光・訳(創元推理文庫)

スパイ小説の大家エリック・アンブラーのデビュー作(1936年)。 イギリス人物理学者ヘンリイ・バーストウ教授(40歳)は仕事のし過ぎで医者から、神経衰弱になりたくなければ休養しろと命じられる。旅行先のホテルで、居合わせた兵器会社の社員からイクサニ…